Peninsula

半島には、高台と海、緑と街に人びと。

待ってるよ

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デスクに座って一日中仕事をしていると、

正しいか正しくないか だけが成果になることが多くて

感情なんてむしろ邪魔だなぁと思う。

 

月曜日。

夢のように幸せだった週末を引きずって電車に乗る。

まだまだその夢は私を占領していて、わぁ、と思う。

切らなくては、スイッチを。

 

すると、目の前の現実だけが全てに思えて、私の喜びや楽しさを感じた心は深く眠ってしまう。

仕事が終わっても、正しいか正しくないかだけを問い続けた脳は

すっかり感情を見えなくして、喜びや楽しかった思いは呼び起されない。

 

眠らせておける、簡単に。

なかったことにすらできる。

ずっと上手にやってきたから。

正しい?正しくない?と。

 

でも生きてると、それって結局は破綻するんだなってわかってしまう。

何かを手にしたいと思う時、いつも同じところで躓いてしまうから。

どうしても消せずに募った思いが、何かを掴もうとする今の私を足踏みさせてしまうのだ。

 

自分の声をちゃんと聞くこと、流さずに受け止めることを大切にしたいと思う。

脳の判断する正誤ではなくて、喜怒哀楽する心を許して自分を満たしていく。

 

自分に責任を持って生きるには、自分を許し、正直になることがどうしても必要で。

ちゃんと声を聞こうと心掛けると、もう一人の自分が「もう上手くなんてできないや」と 訴えてくる。

 

いいぞ、いいぞ!と思う。

いまの私は体を使って、色んなものを見て聴いて人と出会って。

もう一人の私がひょっこりと飛び出してきてくれることを、心待ちにしているのです。